『小暑から送り始める季節の便り』は?

小暑:令和5(2023)年7月7日

大暑来れる前なれば也 [暦便覧]

◇小暑の気候は?

 梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃。集中豪雨のシーズン。蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まる頃である。小暑から立秋になるまでが、暑中見舞いの時期。

◇小暑の動植物・自然現象などは?

・朝顔……日本で最も発達した古典園芸植物といわれ、江戸時代には1大ブームを起こした一年草。原産は日本ではなく中国。奈良時代に中国から渡来し、薬草として用いられたのが始まりとか。東京都・入谷の「朝顔まつり」は、東京の風物詩だ。

・ラベンダー……リラックス効果や殺菌作用のあるラベンダー。自然療法のアロマテラピーが誕生したのは、ラベンダーの精油でやけどを治したのがきっかけとか。ラベンダーの開花は品種ごとに異なりますが、早咲き5月頃から。観光スポットのもなっている北海道・富良野町のラベンダーは例年7月中旬に見ごろを迎える。

・アゲハチョウ……さなぎから孵ったばかりのアゲハチョウの羽はみずみずしく、光輝くほどあざやかな発色をしている。ひらひらと舞うアゲハチョウの中には、クロアゲハなど毎日ほとんど同じコースを飛ぶ蝶がいる。そのコースを蝶ちょう道どうという。

・ハチクマ……ハチクマはタカの一種で、初夏に日本を訪れて繁殖し、9月には東シナ海を経て東南アジアへ行く夏島だ。名前の由来は、蜂を主食にしていることから。スズメバチやアシナガバチの巣を襲い、幼虫やさなぎを食べるが、スズメバチの鋭い針さえハチクマの硬い羽毛には歯が立たない。ハチクマが悠然と海を渡り、山を越える姿は、鷹の渡りと呼ばれ、バードウォッチャーたちの愛好の対象となっている。

・山背やませ……三陸地方に吹く、夏の冷たく湿った北東の風を山背という。山背が続くと稲が育たず、東北地方に凶作をもたらしてしまう。宮沢賢治が手帳に書きつけた「雨ニモ負ケズ」の中にある「寒サノ夏ハオロオロ歩キ……」は、山背の吹く夏のことだと言う説も。

[参考:旬のカレンダー旬の暮らしをたのしむ会]

◇小暑の食べ物は?

・こち……夏を代表する昔ながらの高級魚。淡白でいて、上品な甘みのある白身は握りでいただいても美味。高タンパク、低脂肪なので夏バテ対策に良い。必ず夫婦一緒にいる魚で、オスかメスが一匹釣れると、もう一匹も釣れるとか。こちの夫婦仲にあやかって、七夕の献立にいいかもしれない。

・沖縄の夏野菜……ゴーヤー、とうがん、へちまは夏バテに負けない沖縄の野菜。独特な苦みのあるゴーヤーは、豆腐や豚肉と炒めてゴーヤーチャンプルーにしたり、ピクルスにしたり。とうがんはスープにすると、さっぱりしたおいしさで、弱った胃にもやさしい味。へちまは沖縄ではナーベラーと呼ばれ、みそ煮にすると美味。これらの沖縄野菜はビタミンCが抜群に多く、カリウム豊富で疲れを癒してくれる。
・うなぎ……夏のごちそうといえば、うなぎの蒲焼き。ビタミンAやDが豊富で、ビタミンAは1串に大人3日分の栄養が詰まっている。夏やせによいと万葉集に登場するほど、昔から精のつく魚とされてきた。タレをつけず炭火で焼き、わさび醤油でいただく白焼きも美味。店先から漂う煙の匂いで、もう食欲が湧いてくるほど。ただ、土用のうなぎが人気だが、冬眠を間近にして身に養分を蓄える晩秋から初冬にかけてがもっともおいしい旬の時期である。

[参考:日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―]

・もも…7月頃から夏いっぱいが食べ頃。血圧を下げるカロテンや腸を整える食物繊維が豊富だ。くぼみの周辺が青くないのが完熟の印。熟していない場合は、常温保存で追熟させると良い。冷やして食べるのもよいが、甘さをより感じたい場合は、常温で食べると堪能できる。

◇『桃栗3年柿8年』とは?

このことわざが広まったのは江戸時代の『尾張(大阪)いろはかるた』の『も』に登場したのがきっかけといわれている。

意味は、『桃や栗は植えてから3年たたないと実を結ばず、柿にいたっては8年もの歳月が必要になるのだ。』これが転じて『人が技術や知恵を身に付けようとしても一朝一夕に実現できるものではなく、長い年月をかけることが必要だ』という意味合いで、目標に対して努力しているとき、すぐに目に見える結果が出ないからと諦めそうになった人を励ます意味合いで使われることもある。

しかし、『桃栗3年柿8年』には続きがあり、『梅は酸すい酸すい13年梨はゆるゆる15年柚子の大馬鹿18年みかんのマヌケは20年』というらしい。これらを見ると、後に続く植物ほど果実の収穫に時間がかかるものとなっている。そして、なかなか実を付けないことに厳しい表現が用いられている。前述の「柚子の大馬鹿18年」は長すぎる、柚子が実をつけるのに18年もかからない。それもあって18年を半分にして、「柚子は9年で花盛り」とか、「柚子は9年でなりさかる」ともいわれているようだ。

また、『桃栗3年柿8年、梅は酸すい酸すい13年、柚子の大馬鹿18年、林檎にこにこ25年、銀杏のきちがい30年、女房の不作は60年、亭主の不作はこれまた一生』というバージョンもあるとか…。人間が一人前になるまでを表しているそうで、女房は60年でやっと一人前になり、亭主は一生成長途中だなんてなんとも考えさせられる。

そして、『桃栗3年柿8年』ではなく『桃栗3年後家1年』という言葉もある。後家とは、夫に先立たれた妻を指す。これは、桃や栗は実を結ぶのに3年もの時間をかけるが、夫を失った後家は1年ほどで悲しみを忘れ、別の男性を見つけて幸せに暮らすようになるという意味の表現だ。女性の切替えの潔さやポジティブな生き方、優れた行動力を示しているといえるのだろうか。

[参考:© Shogakukan]

◇季節のことば[茶道手帳令和5年版]

星の雫(しずく)  団扇(うちわ)  打水(うちみず)  夕涼(ゆうすずみ)  荒磯(あらいそ)  風鈴(ふうりん)  雲の峰(みね)  夕凪(ゆうなぎ)  暑気払(しょきばらい)

◇季節を感じてみよう

・七夕……空から降ってくるほどの満天の星を見たことがありますか。梅雨空で見えないことが多いですが、乳をこぼした跡ともいわれる天の川の、きめこまかな星の群れは、夜空にきれいにかかります。天の川をはさんで、こと座のベガが織り姫の星、わし座のアルタイルが彦星の星。雨で川を渡れないときは、鵲かささぎに乗って、ふたりは会いに行くという。

~仙台七夕 7つ飾りの込められた意味とは~

・短冊:学問や書の上達を願う

・紙衣:病や禍の身代わり、裁縫の上達を願う

・折鶴:長寿を願う

・巾着:高貴と貯蓄、商売繁盛を願う

・投網:豊漁を願う

・くずかご:清潔と倹約を願う(飾りを作る時に出た紙くずなどを入れる)

・吹き流し:織姫の織り糸を象徴する

※仙台七夕は旧暦と新暦の間である中暦8/7を採用し、8/6~8日の開催となっている。

[参考:乳幼児能力開発研究会]

・ほおずき市……7/9、7/10に浅草寺で、ほおずき市が開かれる。7/10は功徳日といって、この日に観音さまにお参りすると4万6千日分のご利益があるそう。ほおずきに金魚すくい、風鈴、幼い子の虫封じの青いほおずきなどが市に並ぶ。

・迎え火……もともとのお盆は旧暦の7/15だったが、いまも新暦の同じ日付でお盆をする地方がある。先祖の霊が訪れる7/13には、盆ちょうちんや灯籠などの迎え火をともして迎える。また地方によって、きゅうりに割り箸などをさして馬に見立て、ご先祖を乗せて迎える精霊しょうりょう馬うまをつくる。

・お中元……中国には、旧暦の1/1を上元、7/15を中元、10/15を下元として1年を3つに区切り、それぞれの日に、供え物をする道教の祭りがあった。中元では亡霊供養が行われたという。期日が一致したこともあり、日本に伝来してからは、もともとあった祖先を祀るならわしと結びついて、中元はお盆に際して、お供えする物などを贈る行事を指すようになった。現在ではお歳暮と同様に、お世話になっている方に感謝の品を贈る。品物を贈る時期は7月上旬から15日までが一般的。

・土用の丑の日……土用(雑説のひとつ)には「季節の節目」という意味があり、春、夏、秋、冬が到来する直前の約18日間の期間を指す。最終日は季節の変わり目の「節分」だ。夏の土用は、立秋前の18日間のことで、7/20ころに土用入りする。その時期は梅を干すころでもある。その土用の時期にある丑の日が、土用の丑の日。年によっては丑の日が2回あり、それぞれ1の丑、2の丑と呼ばれる。

暑い盛りで夏バテしないように、うなぎが食べられるようになったのは、江戸時代、夏に商売が落ち込むうなぎ屋に平賀源内が「本日、土用の丑の日」と書いて店頭に貼ることを勧めると大繁盛したのが起源とか。その他にも、土用しじみ、土用餅、土用卵など精のつくものを食べる習慣が広がった。

・海の日……「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ために平成7年、国民の祝日に制定され、翌年から実施された。昭和16年に制定されていた「海の記念日」が7/20だったので当初は20日だったが、平成15年の祝日法の改正で第3月曜になった。
世界の国々で「海の日」を国民の祝日としているのは日本だけとか。日本列島の周りは全部が海だ。「白砂はくしゃ青松せいしょう」、白い砂に松が映える美しい日本の海岸風景をたとえた言葉がある。時として恐ろしい海だが、私たちの生命の源でもある。海も海岸もそれにつながる川も、大切にしてきれいに残していきたいものだ。

[参考:日本のしきたり和のこころ―歳時記に込められた知恵とたしなみ―]

★児童厚生員はがてぃのおすすめあそび♪【季節感のないものもあります】★

◆おすすめのあそび

◇「ラッシュアワー」……1人用。対象年齢8歳から。

☆プログラミング的思考が養われ、脳トレに最適!日本のパズル作家の芦ヶ原伸之さんが考案し、知育玩具を数多く出している米国Thinkfun社が発売してから世界的に有名になった。ただ、日本での知名度は今ひとつの、1人用のスライドパズルゲーム、ラッシュアワー(Rush hour)。

「大混雑の駐車場の中から自分の車を出そう!」

〇内容物

ゲームボード(6×6)、自動車コマ(袋入り)、出題カード(40枚)

ゲームボード下の引き出しに、カードを収納できる。

〇ゲームの流れ

目的:前後にしか動かない自動車コマを動かしながら、赤い車をボード右側の出口から脱出させる。

① 最初に出題カードを1枚選択。(出題カードには1~40までのナンバーと4段階のレベルが記載されており、ナンバーが大きいほど難易度が高い。)

② 出題カードに描かれているとおり、ボードのうえに車を並べれば、準備完了。

〇遊び方

① どれでも好きな車をとにかく前後に動かしながら、赤い車を右側の出口から脱出させるとゴール。単純操作だが、難しい問題になってくると動かしては戻したりで数十手かかることもある。試行錯誤でできる場合もあるが、分析しながらプレーするとプログラミング思考が養われる。

[参考:boardgamepark.com]

◆おすすめボードゲーム(カードゲーム)

◇「UNO(ウノ)」……2~10人用。対象年齢7歳以上。プレイ時間約10~15分。

「UNOの説明書を読んでプレイしたことがない人、必見!」

定番のカードゲーム、UNO。基本をアレンジしたさまざまなローカルルールが生み出されるぐらい、世界中で長年愛され続けている。公式ルールや各カードの正しい意味を調べてみた!

●UNOのカードの種類と意味をおさえよう

UNOには「数字カード」と「記号カード」とがあり、もともと108枚だったものが2016年に45周年を迎えてリニューアルされたのを機に4枚追加され、標準は112枚となった。

〇数字カード

・数字カードは合計で76枚。赤・青・緑・黄の4色あり、各色0~9の数字が大きく書かれている。「6」と「9」は、上下を区別するアンダーバーがついているので違いがわかりやすい。

〇記号カードは7種類の異なる指示が書かれていて、それぞれ意味や出せるタイミングが異なる。

・ワイルド:4枚

自分の好きな色を指定できるカード。場のカードにも手持ちのカードにも関係なく、いつでも出せる。

・ワイルドドロー4:4枚

自分の好きな色を指定できて、しかも次の人に4枚引かせることができるカード。手持ちのカードに出せるものがない時だけ使える。とはいえ、出せるものがあってもこっそり出すのはOK!ただし「チャレンジ」コールされて反則を見破られると、ペナルティとして自分が4枚引くことになるので注意が必要だ。

・ドロー2:8枚(青/緑/赤/黄×各2枚)

次の人に2枚引かせられるカード。場のカードと色や記号が合った時に出せる。

・スキップ:8枚(青/緑/赤/黄×各2枚)

次の人の順番をとばせるカード。場のカードと色や記号が合った時に出せる。

・リバース:8枚(青/緑/赤/黄×各2枚)

プレイ順を逆向きにできるカード。場のカードと色や記号が合った時に出せる。2人プレイ時には、スキップと同じ役割に!

・シャッフルワイルド:1枚

2016年のリニューアルで採用された新カード。全員のカードを集めて均等に再分配できる。場のカードや手持ちのカードに関係なくいつでも出せて、出した人は自分の好きな色を指定できる。

ゲームの形勢をリセットできるので、もうすぐあがりそうな人がいる時に使えば有効。従来通りのルールで遊びたい時は、外しておいてもOK。

・白いワイルド:3枚

好きなルールを事前に書き込んでおき、書き込まれた指示に従うカード。場のカードや手持ちのカードに関係なくいつでも出せて、出した人は自分の好きな色を指定できる。

合計3枚入っているが、1枚でも3枚でも、好きな枚数入れて遊べる。カードの指示をHBかBの鉛筆で書いておけば、消しゴムで消して何度でも新しいルールを書き込める。従来通りのルールで遊びたい時は、外しておいてももちろんOK。

〇「チャレンジ」コールとは?

自分の手前の人がワイルドドロー4を出したときに口出しできる権利のこと。ほかに出せるカードを持っているのでは?と思ったときに「チャレンジ!」とコールすれば、ドロー4を出した人の手持ちのカードをチェックできる。本当に反則していた場合は、相手のワイルドドロー4を引っ込めさせた上に4枚引かせられる。ただし反則していなかった場合は、自分がワイルドドロー4分の4枚+追加で2枚の合計6枚引くことになるので、ドキドキの駆け引きだ。

●UNOの公式ルールと正しい遊び方

UNOは長年愛されてきた中で、独自のルールがまるで正規のルールかのように広まっているようだ。ここで一度、説明書に記載されている公式ルールを確認しておこう!

①カードを切って、各自に7枚ずつ配る
よく切ったカードの山から各自一枚ずつ引き、1番大きい数字の人が「親」になります。「親」は、カードを伏せたまま各自に7枚ずつ配ります。

②残ったカードをテーブルの中央に置き、一番上のカードを表向けて横に置く上の写真のようにセットしたら、いよいよゲームスタート☆カードを配った親の左隣の人が最初のプレーヤーになり、時計回りに進んでいく。

③同じ数字や色、記号のカードを手札から順番に出していく手持ちのカードから、場のカードと同じ数字や色のカードを出していく。上の写真の場合は、色が同じなので出せる、という具合だ。記号カードは、いつでも出せるものと出すタイミングに制限があるものとがあるので、状況に合わせて効果的に使っていこう。

④出せるカードがないときは中央の山から1枚引く手持ちのカードに出せるものがない場合は、山のカードから1枚引く。それが出せる場合はそのまま場のカードに出し、出せない場合は手持ちのカードに加える。

⑤あと1枚になったら「ウノ!」と宣言する手持ちのカードが2枚になり、そのうちの1枚を出すと同時に「ウノ!」とコールします。コールを忘れた場合、誰かに「ウノって言うの忘れているよ!」と指摘されると、山からカードを2枚引くことになる。もしコールし忘れても、次の人が出す前に誰にも指摘されなけばそのまま進められる♪

⑥最後の1枚の手札を出したら、あがり!手持ちカードの最後の1枚を誰よりも早く出せたら、あがり。このラウンドでいちばん最初にあがった人が次のラウンドの「親」になり、また同じ流れでゲームを進めていく。

⑦UNOの勝敗は「スコア」で決まる!?じつはUNOは、得点を競うゲーム。勝ち負けはあがった順ではなく「スコア」で決まる!数字カードや記号カードそれぞれに点数が割り振られており、ラウンドごとに得点を計算して、その合計得点をもとに順位が決まる。1人があがったら、残りの人は手札の点数を計算する。

●「ウノアタックエクストリーム」(写真のもの)

普通のウノと同じ遊び方だが、引き札の山がカードランチャーにセットされる。カードを引くときはいつでも、カードランチャーのアタックボタンを押す。しかし、カードが毎回飛び出すわけではない。カードが出ないこともあれば、数が少ないこともあれば、驚くほどたくさん出ることもある。アタックボタンを押すとライトが点滅し、音が鳴る。カードが飛び出さない場合、アタックボタンを押すたびに、ライトの点滅と音がだんだん速くなっていく。カードが飛び出した場合には、アタックボタンを押したプレイヤーが、それらのカードを手持ちのカードにしなければならない。カードが出てくるかのドキドキ感がたまらない。普通のウノでは、引いたカードが使えるカードの場合は、そのカードをすぐに捨てることができる。しかしウノアタックエクストリームでは、アタックボタンを押して出てきたカードが使えるカードの場合でも、そのまますぐに出せない。一度、アタックボタンを押したらあなたの順番は終わり、次の人に順番が移る。

〇新しいカード

・「ディスカードオール」…手持ちのカードの中の同じ色のカードを全ていっぺんに捨てることができる。

・「ヒット2」…次の人はアタックボタンを2回押さなければならない。

・「ワイルドヒット4」…次の人はアタックボタンを4回押さなければならない。

・「ワイルドアタックアタック」…好きな色を宣言し、アタック攻撃をしかける相手を決める。アタック攻撃を受けた人はアタックボタンを2回押す。カードは捨てられず、アタック攻撃を受けた人の次の人に順番が移る。

● 子供と遊ぶときは、難しい得点計算は省略するのもよい。早くあがった人が勝ちとか、最後の1人になるまでやり続けて順位を決定するとか、子供がわかりやすいように工夫して、ゲームの勝敗をシンプルに楽しめるようにしてあげよう♪

● UNOのアレンジルール(ローカルルール)

基本のルールを理解できるようになったら、ローカールルールを採用していこう☆子供の慣れや理解度に合わせてルールを少しアレンジすることで、駆け引きの仕方が変わり、さらに頭を使うようになる。

〇ドロー返しあり

〇あがるのは数字カードのみ

最後のひとりになるまでラウンドを続ける前提で、記号カードを残してあがるのはNGにするルールだ。強い記号カードを残しておけないため、最後の1枚になってからの運の強さが試される☆大人と子供とのハンデのため、大人のみに適用されるルールにしてもよい。

〇色違いは何枚出しでもOK

同じ数字・記号なら何枚出してもいいことにするルール。これにより、ワイルドカードを使わず、好きな色に変更できるようになる。数字カードの残し方が重要になってくるし、たくさんのカードを一気に出せるので、一発逆転も狙える。
☆シンプルなルールで老若男女問わず楽しめるUNOは、子供の発想力とコミュニケーション能力をはぐくめるカードゲームだ。理解力、思考力、忍耐力を遊びながら養えるところが良い。

[参考:kidsstar]

◇おすすめのぬりえ「大人のぬりえ」……7月「おはよう朝顔」アサガオ

 ぬり絵の効果は無限大!脳と自立神経に働きかけ、ストレス解消にもおすすめ。

[脳が若返る、自律神経が整う、心が癒される12カ月の花々のぬり絵]

[はがてぃの作品を紹介!]~色鉛筆~